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テレビCMオンライン送稿

テレビCMオンライン送稿 Q&A

概 要

Q.

オンライン送稿とは

A.

CM素材を放送局へオンラインで送稿する、CM素材搬入の新しい仕組みです。

Q.

オンライン化の意義

A.

①搬送距離と時間と手間からの解放。
②広告会社と放送局の業務効率向上。
③CMプリント費からファイル運用費へ。

Q.

オンライン送稿のフロー

A.

◆素材搬入事業者:プロジェクト作成⇒メンバー招待⇒メタデータ作成⇒検収⇒素材アップロード⇒検収⇒素材登録⇒媒体扱い広告会社指定⇒オンライン承認
◆CMDeCo:進行担当登録⇒送稿指示(CMDeCo)⇒局納品

制作扱い広告会社/制作会社

Q.

新たに用意が必要なものはあるのか?

A.

Webにアクセスできるパソコンがあれば対応可能です。制作扱い広告会社は素材搬入事業者と契約してサービスを利用します。媒体扱い広告会社は送稿事業者(㈱広告EDIセンター)と契約し、サービスを利用することになります。

Q.

契約したら直ぐに送稿が可能か?

A.

ログインアカウントを作成して操作する。アカウント作成及び操作方法は取り扱い説明PDFをご覧ください。

Q.

素材搬入事業者とは

A.

自社のシステムを使って自社「搬入サーバー」へのメタ登録と放送用MXFファイルのアップロードを受け付け、媒体扱い広告会社の指示により、広告EDIセンターが各放送局に設置した「送受信サーバー」への搬入を行います。

Q.

素材搬入事業者は誰が決めるのか?

A.

制作扱い広告会社が提案し広告主が承認するケースや、広告主が独自に決めるケースも考えられます。

Q.

素材搬入事業者によってシステムの操作方法が異なるのか?

A.

素材搬入事業者のサービス範囲によってユーザーインターフェイスが異なりますが、基本機能(メタ入力、扱い広告会社指定、素材アップロード)についての操作手順はほぼ同じになります。OHS3操作方法はPDFをご覧ください。

Q.

新たに発生する作業

A.

放送用フォーマット化に関する映像変換作業(後工程作業)が発生します。

Q.

後工程作業とは

A.

制作会社が完成させた「アドコンテンツ」を、オンライン送稿に準拠したデータ作成(放送用MXFファイル・メタデータの作成・アップロード)を行う作業。

Q.

送稿費目について

A.

初期費用はありません。実務では後工程作業+搬入費用(1素材毎)が発生いたします。

Q.

どこから請求されるのか?

A.

後工程作業は作業担当企業から。搬入費用は素材搬入事業者よりご請求になります。

Q.

搬入費用について、例えば放送局20局に搬入するとなったら20局分の費用が発生するのか?

A.

搬入に関する費用は、1局に1本送るごとに課金されるというモデルになっています。

Q.

CMDeCoで同一素材を同一放送局に再搬入した場合、制作扱い広告会社への搬入費用は無料ですか?

A.

放送局内で削除されても素材搬入事業者にてオンライン認証された素材が保存されている場合は、無料で同じ放送局に対して再搬入が可能です。※同じ10桁コードの素材のみ

素材搬入

Q.

受入可能放送局

A.

地上波114局 独立局13局 BS8局(2023/10現在 ※CS局はXDCAM送稿が基本

Q.

誰が搬入作業をするのか?

A.

プロジェクト作成やアップロードに関してはプロジェクト参加メンバーであれば誰でも可能です。ただし最終認証は制作扱い広告会社様が行う必要がございます。CMDeCoは媒体扱い広告会社の進行ご担当者様が局搬入指示を行います。

Q.

スポット、タイムで操作が変わるか?

A.

素材の搬入・送稿はスポット、タイムの区別なく運用されています。

Q.

素材搬入に掛かる時間は?

A.

オンライン送稿は、回線が空いている状態であれば、CMDeCoでの局搬入指示から数分以内に放送局に素材は到着します。一方、時間帯及び大量の広告素材を搬入する場合、CMDeCoでの局搬入指示から放送局への搬入完了までに数時間を要する場合があります。

Q.

素材搬入の締め切り

A.

放送日を含まない4日前とする。※土・日・祝日を挟む場合はその日数だけ繰り上げ年末年始・ゴールデンウィーク期間の搬入は各放送局が別途定める。

Q.

素材返却管理についてどうなっているのか?

A.

CM素材はデータファイルで搬入されるため、従来のように放送局からの素材返却は行われず、一定期間後に放送局の内部ストレージから削除されます。尚、CMDeCoでは、CM素材を削除したことを通知する素材返却管理APIを放送局に提供していますが、現時点では一部の放送局のみの運用となっています。

Q.

素材搬入サーバー、および送受信サーバーの素材保管期間

A.

各素材搬入事業者のサービス内容により異なります。 音響ハウスは基本2年間保管いたします。放送局内の送受信サーバーは全国の放送局統一で「使用終了後最大31日」になります。※スポットは使用終了後一週間

Q.

広告会社が行う在局確認は必要か?

A.

送受信サーバ内の素材ファイルの有無は、CMDeCoにて確認が可能。在局確認の要否は放送局と個別調整する。

Q.

放送局に搬入するデータのフォーマット

A.

SONY XDCAM準拠のMXFファイルとメタデータ(XML)

Q.

後工程作業に使用する原版データフォーマット

A.

CB、クレジット、本篇が1ファイルとなったProRes422HQを推奨する。※過去素材はHDCAM-SR受け入れ可詳細は、民放連「テレビCM素材搬入基準【2023年2月改訂版】」をご確認ください。

Q.

原版をどの様に渡せば良いか?

A.

tvcm@zaxx.jpもしくはkanai@gz-tokyo.jp 宛にお送りください

Q.

10桁CMコードのユニーク性はどう担保されるのか?

A.

共通コード管理センター(CCC)により10桁のアタマ4桁の広告事業者コードは予め申請登録・管理されており、下6桁についてはCMDeCoにCM登録認証する際に重複チェックすることで10桁全体のユニーク性が担保されます。

Q.

入力に必要なメタ情報の全項目内容を知りたいのですが

A.

必要項目が記入可能なEXCELデータ(お申し込むフォーム)をご用意しております。ご入稿の際に一緒にご提出ください。

Q.

字幕入りCMの対応について

A.

クローズドキャプション付きのCM素材の作成も承ります。後工程作業ご依頼の際にお申し付けください。

Q.

長尺素材の搬入について

A.

現在の取引状況に鑑み、300秒までのCM素材ファイルをオンライン 運用で扱うこととしています。

Q.

放送局側でつける「ぶら下がり」はオンライン化しても可能か

A.

送稿の流れが変わりますのでご相談ください。

Q.

HDCAM、XDCAMはいつまで搬入可能なのか?

A.

2021年3月末でHDCAMの受け入れ終了。代替メディアはXDCAMとするが、終了時期は定めていない。

Q.

HDCAMで現在在局している素材について、デジタル化して再搬入の必要がありますか?

A.

再搬入が必要です。放送期間が終了し、放送局内ストレージから削除された後はオンラインもしくはXDCAMで搬入してください。

Q.

XMLファイル、ハッシュ値はどこで生成?

A.

メタデータXMLファイル、ハッシュ値のファイルは、素材搬入事業者のオンラインシステム内で自動生成されます。

データ作成

トラブル・その他

Q.

回線障害時の代替手段

A.

XDCAM送稿に変更して対応

Q.

搬入時にどんな問題が発生しているか?

A.

素材不備による放送局受入不可、送稿指示ミスなど。

Q.

どの様な理由で素材不備が発生するのか?

A.

テレビCM素材搬入基準に従ってファイルを作成したとして、エラーが指摘されるには幾つかの可能性があります。

1.操作に由来:データ作成時のパラメータ設定などが誤っていた。

2.品質に由来:本編およびそれ以外の部分に微小なノイズなどが混ざっていた。

3.環境に由来:エンコードソフトウェア内部の軽微な不具合等を、放送局等で厳密にチェックして検出した。

なお、1,2は広告会社の責任で対応するとしても、3は事前対応が難しいことが想定されます。知識・経験値の豊富な作成環境でのデータ作成が理想です。

Q.

品質管理

A.

弊社では、放送局同等のクォリティチェックを素材作成時に実施しておりますのでご安心いただけます。

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